横浜アリーナ 立ち見体験記

※この記事は以前のブログより移行したもので、2015年の夏に書いたものです。当時とは変わっている部分もあるかと思いますのでご注意ください。


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先日、堂本光一さんのソロコンサートに行ってきたのですが、私が入ったのは立見席でした。

記事にするほどでもないかな?と思いましたが、私自身が立見のチケットが届いたとき、分からないことだらけだったので、もしそのような方がいらしたら助けになれればいいなぁ、と。

横浜アリーナは、他会場で言う所のアリーナは"センター"、1階スタンドが"アリーナ"、2階スタンドが"スタンド"という呼び方をします)

チケットには「立見 ⚫︎ブロック △番」と記載されています。でも、立見についての案内や注意事項が同封されているかといえばそんなことはありません。
ネットで「横浜アリーナ 立見」なんかで検索をすると、どうやら一旦集合して、係の人の誘導で入場するらしい。

時間が分からなかったのでとりあえず早めに着こうと、開場(13:00)の15分前ほどを目指していましたが、結局着いたのはちょうど開場の時刻くらい。係員さんに聞くと立見の集合は開場裏の駐車場ということで、そこに向かいます。
そこではA〜Dのブロックごとに整理番号順で列を作って待つのですが、私が着いたころにはそれぞれ100人ほどの列が既に出来ていました。
A〜Dブロックというのは、他のライブでも変わらないんじゃないかと思います。ちなみに私はBブロック。
ここから、並んでいる人に声を掛けて自分の番号の場所を探します。そもそも立見が何人いるかが分からなかったのでとりあえず最後尾の人に聞いて、そこからまた見当をつけながら番号を探していきました。結構タイヘン。
ちなみに最後尾の人は190番台だったので、全部で200人くらいじゃないかと思います。

自分の場所を見つけて列に入りますが、ここからが地獄でした。係の人に誘導されるまで列のまま待機するのですが、駐車場なのでとにかく暑い。方角的に遮るものは何もありません。日傘を差しても地面からの照り返しがあって、うだるような暑さでした。夏、特に昼公演の場合は必ず日傘や帽子、水分、扇ぐものを持っていくことをお勧めします。
初めに通されたのはAブロックで、開場の10〜15分後くらい。会場内の混雑具合を見て決めているようで、Bブロは最後でした。中に入ったのは30分を過ぎたころ。
20分くらいに来た人はBブロなら間に合っていましたが、Aブロだと整理番号の位置では入れないことになってしまいます。待つのは大変ですが、開場時刻ごろに着くのが得策でしょう。

列のままチケット確認、手荷物検査をしたあと会場に入り、アリーナ入り口の壁づたいに並んでまた少し待ちます。再度チケットを確認されてから入場。
立見はアリーナ最後列の後ろの通路で観ることになります。階段の辺りを塞がないように
「荷物も含め白枠内からはみ出さないように」という指示があり、通路の床には人ふたり分くらいの幅の枠が書かれていました。私は100番台でしたが、立見の最前列の場所を取ることができました。人数に対して極端にスペースが狭い、ということはないので、そこまで見える角度などを気にしなければ柵にもたれる位置につけます。
事前にネットを見たとき、「開場したらダッシュで場所取り」なんて言っている人もいたので不安でしたが、実際は入り口ギリギリまで整理番号順だし走っている人も私が見る限りはいませんでした。

場所選びのポイントですが、通路とアリーナ最後列は段差があまりないので、前の人の背が高いとかなり苦労します。私は目の前の席の人(場所に着いた時はまだ来ていなかった)が背高めの男性だったので、頭の間から覗き込むような形になってちょっとつらかった。
ヒール履いてくれば良かったな、とか思ったけど、場所によっては後ろに人がいることもあるので、その場合はベタ靴にするべきだから一概には言えません。
私はステージを正面から見たい派なので割と後ろの方でしたが、前の方に行くことも出来ます。前の方は2〜3列になっている場所もありましたが、私がいた後ろの方はほとんど1列。

あとは柵にもたれながら観ているので、手や洋服に鉄の臭いが付いたのが気になったくらいです。ちなみに規制退場の前にさーっと出られるのも良かった。
距離感はアリーナ最後列とあまり変わらないし双眼鏡を使えばちゃんと表情まで見えました。

私なりにポイントをまとめると、
  • 開場時間には集合場所(駐車場)に着く
  • 荷物はなるべくコンパクトに
  • ヒールは状況によっては脱げる状態にする
  • 夏は暑さ、たぶん冬は寒さ対策をしっかり
といったところです。

全ての会場、全てのライブが同じではないと思いますが、1つの例として参考にはなるかと思い、記事にしました。
立見か…なんて初めは思ったものですが、入ってみると十分に楽しめました。立見ならいいや、なんてチケットを手放すのはもったいないですよ‼︎


余談ですが、後方にモニターがあって、それは前方のお客さん用のものなのですが、スクリーンに反転した映像を映す形式(ざっくり言うとプロジェクター)だったんです。
それが立見の位置からだと、投影された、反転の映像が見えていて、歌詞なんかは全部反転しているんです。で、光一さんの顔ももちろん反転しているはずなんですけど、そのことに全く気づかなかったんです。光一さんのお顔、とてつもなくシンメトリーでお美しかった…

あとMCで立見をネタにしてくれて嬉しかった‼︎
「立見席…立っとるんやから席じゃないか」確かに。
MC中座れない立見は光一さんの仲間だそう。それで喜んだら「調子乗んな!」って怒られましたけどね(笑)
MCの時にも立ちっぱなしなのはそこまでつらくなかったです。むしろ視界が開けてて見やすかった。